ナツメを観察して宇宙を思う

たわわに実ったナツメたち。
少しずつ色づくのを観察しています。

小学生の頃、新任の先生が
「好きな言葉は『一期一会』です」
とおっしゃいました。

まだ小さかった私は
「いちご🍓」という音の響きが印象深くて
「一期一会」の意味はよくわかりませんでした。

やがて大きくなり、

もう二度と会えなくなることがあるんだ

という現実を
いくつか経験しました。

普段 なかなか会えなくても
どこかで元気にしているだろうと思えたら
なにも気にせず過ごせます。

でも、
もう二度と会えなくなったとき、
なんでもっと会いに行かなかったんだろう!と
悲しくてくやしくて残念で取り返しがつかないと思いました。
今でも「あなたならどう思う?」などと
お話ししたいな〜って思います。

一期一会

生きて いま ここに存在しているって
奇跡なのです。

見上げると
青い空が広がっていて
でも、それは宇宙なんです。

宇宙の星の数って、いくつなんだろう。

ここで調べました。
複雑で簡単にはわかりにくいのですが
私が宇宙だと思っているのは
たぶん、太陽系のことです。

太陽系とは太陽のまわりを回っている天体を合わせたもののことで、
太陽の引力で拘束されている惑星などの集まりです。

太陽というひとつの恒星と
そのまわりの8個の惑星(水金地火木土天海)
惑星のまわりに月をはじめとした衛星40個
火星と木星の間の小惑星約4000個
ハレー彗星のように、一瞬だけ地球に近づいては離れていく星が毎年20個ほど
増減はありますが、だいたいトータル約5000個としましょう。

まあ、すでにたくさんあるってことですよね。

そこから!
はいはい、ここからです。

太陽系は、天の川銀河(=銀河系)の中にあります。
天の川銀河には、太陽系の他にもたくさんの星があります。

太陽という恒星は普段から慣れ親しんでいますが、
私たちの暮らす天の川銀河は、
その恒星(太陽的なもの)が約2000億個あると言われています!
太陽の大きさは地球の約109倍で、その太陽クラスの星が2000億個。なんと。
2000億個の恒星それぞれに、太陽系のように5000個の星が集まっていたら
ザクッと計算しても2000億個×約5000個で、1000兆個。
え?ホント?

さ!ら!に!
はい!

私たちが暮らしている天の川銀河(=銀河系)以外にも
宇宙にはたくさんの銀河が存在しています。

いまの人類の研究技術で確認できたものだけで
銀河は「2兆個」も存在しています!!!

他の銀河にどれだけの星があるかはわかりませんが、
シンプルに
地球の109倍の太陽と似たような星が2千億個あるような銀河が宇宙に2兆個以上ある。
ってことですね。

え?

なんだか調べるうちに数字がよくわからなくなって
クラクラしてきました……。

私が言いたいことは。

そんなにもたくさんある星の中で
こんなにも美しい地球星に立って
あなたと交流できることって

本っっっっっっっっっ当に奇跡だなあ!!!

ってことです。

この地球星に立って
毎日ちょっとずつ大きくなっている艷やかな黄緑色のナツメが
たわわに実っている様子をにこにこと眺めているこの瞬間が
どんなに奇跡なのかわかっています。

毎日、奇跡をしみじみ味わいながら
大切にしたいことを大切にして生きよう。

いつも、そう、思います。

一期一会。
いつ死んでも悔いがないように
日々、自分でやりたいことを選んでいます。
「それをしている自分を好きだと思えること」を選んでいます。

でもね、自分が好きだと思えることだけ選んでいると
まだ死にたくないって思うものですね。

まあまあ。
イチゴでも食べて、笑顔で過ごしましょう🍓😋

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