【今朝散歩:秋の空になりましたね〜】
「ヘバーデン結節の8割は食事でよくなる! / 筒井浩一郎著」をざっくり読んで、動画もチェックしました。
妹の小指にヘバーデン結節があると知り、それがきっかけで調べたのですが、ヘバーデン結節とは指の第1関節に痛み、腫れ、変形などが起こる原因不明の疾患だそうです。
妹は病院で「老化と手の使いすぎです」「治療法はありません」と言われ、すっかり諦めていました。
不安で来院した患者さん相手に、なんて簡単に絶望的なことを言うものでしょうか。
でも、そんなはずはないでしょう!
その医師が、他の改善方法を知らなかっただけでしょう。
この本によると、やっぱり、そんなはずはなく、他にやれることがありました。
ざっくり読んだ結果、「腎臓の疲れ」が影響しているとのことでした。
腎臓の疲れには、「食べ物・飲み物」「運動」「ストレス」のケアで、かなりよい変化がありました。
運動は、すぐに変化が現れやすいようです。体操で身体を動かすだけでなく、歪みも解消することが大切。
現代はパソコンやスマホを長時間眺めることが多く、身体が凝り固まっていますからね。
意識して身体を動かしましょう。
食べ物・飲み物について、著者の整体院に来院する患者さんによると、「ヘバーデン結節の人が好む食べ物・飲み物」に、共通点がありました。
とくにアルコール、コーヒー、紅茶、緑茶、甘い物、果物、小麦製品、乳製品、超加工食品(ハム、ソーセージ、スナック菓子、ジャンクフード)だそうです。中でも、8割の患者さんが「コーヒーと甘い物」が大好きだそうです。
「コーヒーと甘い物」をやめるだけでも「腎臓を休ませる」ことになるので、ヘバーデン結節改善のために一定期間だけでも摂らないことにしてもらいました。すると、早い方で2週間、中には半年かかった方もいますが、よい変化が現れました。
食べ物・飲み物をやめることによる体調の変化に時間がかかることについて、私はそれが順調なのだと思います。
口にしたものが体内に入り、栄養になって、細胞が変化し、身体の変化に繋がるまで、時間がかかります。
逆に、すぐに変化してしまうのは怖いことです。
食べたもので自分の身体は変化します。身体は毎日、必要なかったものを徐々に排泄しながら、本来必要な栄養を摂り入れ、無理のないペースで新しい細胞が生まれて、入れ替わっています。
この本に書かれている身体にやめたほうがいい食べ物、取り入れた方がいい食べ物は、健康志向の方ならよく知っている内容でした。
その中から「コーヒーと甘い物をやめる」ということに目標を絞り込むのは、わかりやすくて取り組みやすくていいですね〜。
突然バッサリと全てやめるのは難しいでしょうが、ちょっとずつでも意識していけば、ゆっくりと身体の変化を感じられるはずです。
私自身、約20年前に、悪性腫瘍のケアのひとつとして食事療法をしました。そのときは「砂糖・乳製品・卵(魚卵含む)・鶏肉以外の肉・ハム・ソーセージ・練り製品・アルコール」をやめて1年半過ごしました。その当時はとても大変でしたが、確かに体調はよくなったので、やってよかったです。
今は卵を食べますが、基本的に同じような食生活で、更に小麦粉をあまり摂らないようになりました。シンプルで素朴なものを食べていますが、毎食「おいしいなぁ〜〜〜」としみじみ喜んで食べています。
食事のことは奥が深くて、なかなか簡単には言えません。
それでも、健康を意識するなら何を食べるか食べないかは、とても大事です。
妹には長年、ちょいちょい食べものの話はしていましたが、やっぱり複雑になってしまうので伝えるのも難しく、あまり理解されていませんでした。
ヘバーデン結節でしんどいのはかわいそうなので、まずはこの本に書かれているように「コーヒーと甘い物をやめる」というシンプルなことからチャレンジしてみたらいいじゃない、と妹に伝えました。
「コーヒーと甘い物をやめる」といいかもしれない、と、知っているのと知らないのでは、大違いです。
何を口にするかを意識することは、自分にやさしくすることのひとつです。
できる範囲で、かまいません。
ゆっくりと、ちょっとずつでも、身体は楽になると思います。
やがて、きっと、その変化に自分で気がつくようになります😊
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