急に激しい暑さになりましたね!
ちょっと前まで雨で肌寒かった日もあったのが嘘のよう。
気候の変化に体がついていくのが大変です。
こんなに暑いと、冷たいものを食べるのが楽しみになります。
でも、冷たいものを食べ過ぎてはいけないって、よく聞きますよね。
冷たいものは内臓に負担になるのです。
この時期、冷たいものとセットで必ず思い出すことがあります。
以前の仕事で、中国からの留学生さんと接する機会がありました。
彼女たちは、絶対、冷たいものを飲みませんでした。
打ち上げの居酒屋ではソフトドリンクのグラスに入っている氷を
ひとつひとつ箸でつまんで取り除く徹底ぶり。
(もちろんアルコールも飲みません)
屋外のビアパーティでは、
彼女たちのためにペットボトルのソフトドリンクを用意しました。
だけど、いつまでたっても飲もうとしません。
理由を聞いたら、「まだ冷たいから」でした!
ぬるくなるのを待っていたのですね〜。驚きました!
中国では「薬食同源」という言葉があります。
(「医食同源」は日本の造語だそうです)
文字どおり、食は薬だという思想で、日常に根付いているのですね。
確かに、食べものが口から入って消化されて体内のあちこちに届き
姿形を変えて細胞が入れ替わっています。
身近な薬も口から入って消化されて体内のあちこちに届きます。
食べものも薬も同じ道を通っている。。。
ものすごいシステムで私たちの体はできています。
1日3食、口にしたものの影響はとてもとても大きいはず。
薬の効き目を信じるならば、食べものも同じくらい大切にしたいですね。
薬食同源の知識を実践して冷たい飲みものを徹底的に避けていた彼女たち。
いつもニコニコして元気でした。
私も冷たいそうめんやお風呂上りの炭酸水が夏の楽しみです。
アイスにかき氷、魅力的ですよね。
ただ、もしこの夏体調不良を感じたら、
冷たいものを摂り過ぎていないかなぁって観察してみましょう。
内臓が元気に動けるように、温かいものとバランス取ってみましょう(^_^)