我慢するのは簡単、なの?

むわ〜〜〜。つっかれたわぁ〜〜〜。
ふゆあさん!ちょっとお話しさせて〜。

こんにちは、のこちゃん!どうしたの?ちょっとぷりぷりしてる?

そうなんです!なんか!もう!やることが多くて!
とっても疲れてるから効率も落ちちゃって、それでまた仕事が増えちゃって!
やってもやっても仕事が増える一方で、ホントしんどいの!

のこちゃんは疲れていて、さらにしんどいのね。

そう!そりゃあ、仕事先ではしんどそうな顔はしませんよ。
なるべく早く処理できるように全力でがんばります。

でも、なんだかむなしくなっちゃって、やる気が出なくなっちゃう。

しんどいのに、しんどい様子を見せないでがんばったんだ。
なのに、むなしくなってしまったのね。やる気も出ないなんて、とっても疲れたのね。

そうなんですよ〜。みんなもがんばっているのはわかるけど、私に面倒なことがまわってくるような気がする〜。

私ならやれそうだって思ってもらえるのは嬉しいし、自分でもがんばるけど、それで結局解決するけど、それは私が粘って考えて工夫して時間もかけてがんばりぬくからなんだけど、、、簡単にやれているわけじゃないの!

ヘトヘトでボロボロで、家に帰っても動けなくてなーんにもできないのよ〜!うわーん!

のこちゃんは、本当にがんばり屋さんだね。職場、とっても忙しいところなのね。
ボロボロになるまでがんばらなきゃいけないなんて、よっぽど素晴らしいお仕事なのね〜。

え???いま、素晴らしいって言った?
ヘトヘトのボロボロになるんだよ?

そう。のこちゃんがそこまで情熱をかけてがんばりたくなるなんて、よっぽど素晴らしいお仕事に違いないでしょ。

会社全体をみたら社会の役に立っているかもしれないけど、私はその中の歯車のひとつだもん。
でも、歯車だってひとつダメになったら全体に影響あるよ。
私がこんなにボロボロなのに平気でいられる会社って、素晴らしいって言えるかな。

なるほど〜、そうよね。
のこちゃんがこんなにボロボロなのに平気でいる会社、どういう会社なんだろう!

・・・会社は、私がこんなにしんどいって思ってること、みんなわかっていないと思う。
私、仕事ができるって思われていると思う。

う〜ん、確かにのこちゃんに仕事を任せたら安心できると思うけど、のこちゃんがしんどいこと、どうして我慢するの?
のこちゃんがボロボロになる前に、みんなに伝えられないのかなあ。

だって、みんなも大変そうだし!
大変そうな人から言われたら、私ががんばれば済むかなって思うし!
やらなきゃいけないことだもの、なんとかしなきゃいけないんだもの!
・・・ただ、気づくと私、ボロボロになってる・・・。うわーん!

そうかそうか、のこちゃんは我慢するのが簡単にできちゃうのね。もう無意識なのね〜。
自動的に我慢しているうちに、我慢がたくさん積み重なってる。
それはもう、心も体も相当しんどいはずです。

え・・・我慢が簡単にできちゃう・・・言われてみれば、そう、私、簡単に我慢できるの。
でも、簡単にできるからって、平気なわけじゃないのよ〜。

そうね、それはかなりしんどいわね。
簡単に我慢できることが、自分をしんどい状況にしてしまうのです。

今は、自分の我慢を感じるセンサーが凍結状態になっているのよ。

無意識にそうなってしまうということは、かなり昔に何かしらの体験が繰り返されたことでセンサーを凍結させたのね。
それで、のこちゃんが自然に我慢するようになったのでしょう。

何それ!私、そんなの覚えてないし!
無意識に我慢しちゃうなんて、これからもずーっと大変じゃない!
そんなのイヤだよ〜〜〜。
どうしたらいいの?ふゆあさん!

そうね、大切なのこちゃんが我慢ばかりしてツラくなるなんて、もうやめましょう!
のこちゃん、仕事辞めたらいいんじゃない!?

ちょ・・・辞めるって突然すぎ!
私は我慢しないようにしたいだけなんだけど。

のこちゃんを歯車としか見ていない会社なら、辞めても大丈夫よ。きっとまた新しい歯車を見つけるから。

それよりも、世の中はひろーいんだから、「のこちゃんじゃなきゃダメなんです」って、のこちゃんを大切な一員として思ってくれるところがあるはず。

そういうところに出会うためには、のこちゃんが自然体で自分を素直に出せるようになることが必要なの。

う、うん、素直、ね。
ちょっと、私の苦手なことかもね・・・。

うふふ。きっとそれも我慢が作用していたのでしょうね。

今までは無意識に我慢していたけど、これからは意識を向けてみるの。
自動的だったことを変えるのだから、何度も練習が必要だけど、だんだんわかるようになってくるわ。

きっとのこちゃんは、まわりの様子を見ることばかりしていたのでしょうね。
自分の様子は後回しにして。
それでしんどくなって爆発してやっと自分を見るから、いつもしんどい自分ばかり感じていたのかも。

まわりよりも、まず、自分をよく見てあげて。
自分のゴキゲンがどんな感じか自分に聞いてみて。
ゴキゲン斜めだったら、やさしくしてあげるのよ。

言われてみると、私、いつもまわりの様子が気になってた。
大げさかもしれないけど、みんなが平和でいられるようにっていう気分だったの。

それこそ、私の仕事じゃなくて、上司のやることだよね!
気づかなかったなぁ。

のこちゃん、やさしい〜。
みんなを気遣うのは素敵なことなんだけど、自分を空っぽにしていたら素敵とは言えないわ。
まずは、自分に目を向けて、自分を満たすことから始めましょ。

私、いつもイライラしてるかへたばっているかだった!
空っぽだったんだ!

自分のゴキゲン最優先にしてみる!
ありがとう、ふゆあさん。

ひゃ〜、何から始めたらいいか悩んじゃうな〜!

のこちゃん、すっかりゴキゲンさんになったようですね。
長い時間かけて凍結した我慢センサーは、ゆっくりゆっくり時間をかけて溶かしていきましょう。

自然体の素直な自分になっても、大丈夫です。
自然体の素直なあなたが、私は大好きです。

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