夜明け後

(これは夕方の光)

夜明け前が一番暗い、と聞いたことがあります。

しんどいことがあった時に、
「夜明け前が一番暗いって言うよ。この後、きっといいことがあるよ!」
と、励まされたことがあります。

振り返ると、確かにそうかもしれません。

夜明け前を味わい過ぎることって、ありますよね。
きっと、夜が明けているんですよ。本当は。

夜明けを待っていたはず。切望していますよね?
もう、夜は明けましたよ。

いつ夜が明けたかというと、自分で決めた時からです。

「そんなはずはない!」って思っていました。私は。

誰かから「夜が明けましたよ」って、どんなに言われたとしても、
「そんなはずはない!」って、布団にもぐり込んで泣いたりして。

ね?夜が明けたことを決めるのは、誰かじゃないんです。
自分が決めています。

夜が明けたら、布団から出て、うがいして顔を洗ってサッパリしますよ。
ちょっと白湯をいただきます。

そしたら、布団をあげて、着替えして、日焼け止め塗って、サクッと朝の散歩ですよ
通行人も車も少ないですね。

余裕があったらボトルに温かい飲み物を入れていきます。
公園のベンチで休憩タイム。
キラキラ光る木々の葉っぱを眺めたり、小鳥たちにあいさつしたり。

光景を楽しみ、朝日をチラ見したら、帰りますよ。

さてさて、今日の予定をチェックですよ。
よし、となったら、朝ごはーん!

まだ、朝ですよ。
予定変更も可能です。
まだ始まったばかりだからね。

なんだってできますよ。

夜明けの後を、いつ味わうの?
それを知りたくて、生まれてきました。

まだまだ、これからですよ。