2019年2月に行ってきたパリの旅の続きです。
2019年2月27日続き
次のメルスリー目指してテクテク。
パリに旅立つ前日に、偶然ブラタモリのパリ特集を見ました。それで知ったのですが、パリは厳しい景観規制があり建物の高さや色などを揃えているそうです。
なるほどその情報の通り似たような色や雰囲気が続くので、どこをどう歩いているのか混乱しながらぐるぐる歩きました。
リル・ウェセル
やっとパッサージュというアーケードの一角にあるお店リル・ウェセルに到着!
生地屋さんと毛糸屋さんが向かい合わせに並んでいます。
佇まいがすでに可愛くてワクワクです。
手作りのお店ならでは、いろんなものがたくさん並んでいます!
けっこうひっきりなしにお客さんが来るので、手作りする方がたくさんいるのだなぁと嬉しくなりました。
こちらにも型紙がありましたが、眺めただけにして、次へ移動。
サジュー
今回のメルスリー巡りラストを飾るのは、Maison Sajou(メゾン サジュー)です。
【サジューは現在閉店したようです(T_T)】
ゆったりした店内で、レトロ柄の小物がいろいろ。ワクワク目移りします。
ものすご〜く悩んで、ソーイングボックスを購入。
お店のマダムがニコニコして「アリガトー」と言ってくれました。
「世界の手芸店」という本に載っているから、けっこう日本人が立ち寄るのかな?
今回の手芸店巡りはすべてこの本でチェックしました。
素敵な情報を教えてもらえて感謝です。
ヴィクトワール広場あたり
さて、夕飯をどこで食べようか〜とウロウロ。
歩いているうちにヴィクトワール広場に着きました。
ヴィクトワール広場の歴史をよくわからない私は、建物に興味津々。
日が陰って騎馬像は見えませんが、建物の上に煙突が並んでいるのがよくわかりました。
屋根裏部屋もありますね。洗濯物は室内干しでしょうか。
交通量が多い中、お巡りさんがローラーブレードで走り回っていました。
光GENJIでしょうか(古っ)。
ローラーブレードのほうが車移動より早いのでしょうね。
パレ・ロワイヤルなど
少し歩くと、パレ・ロワイヤルに着きます。
17世紀に建てられたそうですが、歴史の移り変わりで様々な役割を果たし、18世紀にはあらゆる階層の人々が集い、カフェやブティックや賭博場があったそうです。
1789年7月のフランス革命の頃には、パレ・ロワイヤルで「武器を取れ、市民よ」という演説がされ、6000人の群衆が軍隊と衝突したそうです。
現在はブティックやカフェやお庭を穏やかに楽しめる場所になっていました。
中庭の広場には、1986年に完成した、現代美術の芸術家ダニエル・ビュランによる白黒のストライプの260本の円柱が置かれています。
コメディ・フランセーズ
パレ・ロワイヤルの西側に、コメディ・フランセーズがあります。
行きたかったところです!
モリエールは1600年代に活躍した俳優・劇作家です。
以前観た「モリエール 恋こそ喜劇」という映画がおもしろかったので、当時はハマって、しばらく図書館からモリエールの戯曲を借りて読みました。
今はその内容をひとつもおぼえていません(笑)
衣装が美しかった印象があるので、また映画を見直したいなぁ。
コメディ・フランセーズはモリエールにゆかりがあり、別名「モリエールの家」と呼ばれているそうです。モリエールが関係しているんだと思いこんで喜んでいたのですが、創設時にモリエールはすでに天に召されていたのですね。
夕飯など
明るいですがすでに18時30分過ぎ、夕飯を食べて帰ることにしました。
けっこう疲れたので、気軽に入れる中華的なお店へGO。
オペラ座あたり
夕飯を食べてホッと一息ついて、のんびり帰路へ。
オペラ座(オペラ・ガルニエ)を外側から眺めました。
想像以上に激しい交通量で、歴史的建造物と現代の喧騒の組み合わせが不思議でした。
オペラ座前の通りを歩いていたら、Brentano’sという素敵な本屋さんがありました。
文房具も豊富にあり、ここででポストカードを購入。
たくさん種類があって選ぶのが楽しかったです。
ここで買ったポストカードをポストに投函したお話はまた後ほど。
パリ市内巡りの初日はここまで。
また後で2日目を書きますね。